ホテル向けの新たなBtoB決済プラットフォーム、海外旅行会社との清算で、法人カードの利用を簡易に

決済支援サービスを行うネットスターズ社は、このほど世界大手決済Worldpay from FISの日本法人であるWorldpayと協力し、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を進化させたホテル向けソリューションの提供を開始した。

「StarPay」は、国内外のQRコード決済などキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できる。ホテル向けソリューションでは、訪日インバウンドが増えるなか、海外の旅行会社が銀行経由の海外送金ではなく、法人カードを利用した支払いを活用する傾向があることに着目。宿泊施設が海外OTA、海外旅行会社との取引きで発生する精算業務をマスターカードが提供する法人カードの子番号(VCN:バーチャルカード番号)を通じて処理できるようになる。

また、日本国内で決済手段がなかった海外旅行会社との請求・消し込み業務をウェブサイト上で一元管理できるほか、新規に取引きを開始する海外旅行会社との間でもVCNでの入金管理とすることで預り金管理などの業務負荷の削減が期待できるという。

なお、ホテル業界大手の藤田観光が2023年9月から試験運用、11月1日から本格導入する。決済プラットフォーム化の実現については、藤田観光もユーザー目線で意見を出すなど協力した。

報道資料より

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