福井県、大阪観光局と包括連携協定、新たな広域観光周遊ルート「レインボールート」構築へ

福井県と福井県観光連盟は、大阪観光局と観光促進に関する包括連携協定を締結した。2024年3月16日の北陸新幹線福井・敦賀開業を契機に、大阪の持つ都市型の観光資源と福井県の自然や食、禅の精神文化といった魅力を融合することで、新たな価値の創造や広域周遊ルート造成を推進。訪日外国人旅行者をはじめとする交流人口の増大、地域活性化を目指す。

コロナ前の2019年の大阪の延べ宿泊者数は福井県の約11倍にあたる4743万人。2025年の大阪・関西万博の開催も見すえ、観光周遊ルートの造成、新コンテンツの販路拡大、プロモーションを進めることで、大阪から福井への誘客の導線をつくりたい考え。

10月27日に開催された締結式では、福井県の杉本達治知事は「お互いの地域経済にメリットをつくっていくことで、両府県の飛躍を期待している」とコメント。大阪観光局理事長の溝畑宏氏も「これを機に、北陸経由で東京/関西の地域をめぐる新たな広域観光周遊ルート『レインボールート』を構築を強化し、国内外に発信していく」と意気込んだ。

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