アパグループ、大江戸温泉物語リートの資産運用会社を取得、新たなホテル保有が可能に

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アパグループは、大江戸温泉物語との間で、大江戸温泉リート投資法人の資産運用会社である大江戸温泉アセットマネジメントの全株式を取得する契約を締結した。2023年12月19日までに取得が完了する予定。

アパグループは、アパホテルネットワークの拡大に向けて、将来的なREIT(不動産投資信託)の活用を模索していた。

一方、大江戸温泉物語は、2016年の大江戸温泉リート投資法人の上場以来、スポンサーとしてサポートしてきたが、今後の大江戸温泉リート投資法人の中長期的な成長・投資主価値の向上を考えた結果、新たなスポンサーに資産運用会社の株式を譲渡することを決めた。

アパグループは、大江戸温泉リート投資法人のスポンサーになることで、不動産情報の提供、ブリッジ機能、パイプラインとしてのアパホテルの提供、ホテルオペレーター機能の提供、セイムボート出資などの積極的な支援のほか、財務面でも取引金融機関拡大のサポートなどを行い、投資主価値の向上を進めていく。

加えて、アパグループにとっては、大江戸温泉リート投資法人がホテルを取得・所有し、運営をアパホテルが行う保有形態が新たに選択肢として加わることになる。

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