能登半島地震、外国人旅行者にも医療通訳を無料提供、希少言語にも対応、医療機関や医療従事者向け

能登半島地震の発生をうけて、厚労省は委託事業で実施している「希少言語に対応した遠隔医療通訳サービス事業」を2024年1 月10日~3月31日の期間中、無料で対応する。緊急災害として医療関係者に無料電話通訳を遠隔で提供するもので、石川県、富山県、新潟県、福井県で外国人被災者の患者の受け入れをおこなう医療機関、被災地で医療通訳を必要としている医療従事者が対象となる。

対応言語は英語、中国語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、タイ語、マレー・インドネシア語、タミル語、ベトナム語、フランス語、ヒンディー語、イタリア語、ロシア語、ネパール語、アラビア語、タガログ語、クメール語、ドイツ語、ミャンマー語、ベンガル語、モンゴル語、ウクライナ語。外国人被災者は居住、留学生とともに、ビジネス、旅行目的の短期滞在者も対象となる。

また、外国人患者に円滑に対応するため、受付、問診、治療、手術、検査などに関する52種類の資料を英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ウクライナ語の6カ国語で作成し公開している。

  • 緊急災害支援無料電話通訳:03-5366-6076

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