中国の企業グループ「復星」は、旅行会社トーマスクック(Thomas cook)をポーランドのOTA「eスカイ」に売却する方向で交渉を進めているようだ。ニュース専門局スカイニュースが報じた。報道によると、eスカイの大株主であるプライベート・エクイティ・ファンドのMCIキャピタルとの合意が、今後、数週間以内に実現する模様。
eスカイの広報はロイター通信に対して「我々は現在、複数の企業を調査している」と回答。一方、復星からのコメントは今のところ出ていない。
世界最古の旅行会社トーマスクックは2019年に破綻。当時の筆頭株主だった復星が、1100万ポンド(約20億円)で買収していた。
※ポンド円換算は1ポンド185円でトラベルボイス編集部が算出
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