両備グループ、路線バスにエンタメ要素を付加、岡山で鬼伝説など、車内装飾やクイズで

両備グループは2024年1月18日～2月下旬、岡山、倉敷、福山で「Go！当地（ごとうち）伝えバス」を運行する。岡山は鬼伝説、倉敷は美観地区、福山は福山城など、それぞれの地域の歴史や景観、伝承に着目。車内装飾に加え、車内で楽しむクイズを用意するなど、路線バスの乗車で地域の魅力を感じてもらえるようにする。

同グループのバス・鉄軌道ユニットが2023年度から推進している「進（シン）・宇宙1面白い公共交通を目指すプロジェクト」の一環。公共交通のサービス業での進化を目指す。

たとえば、岡電バスの「岡山鬼伝説伝えバス」は、岡山の鬼伝説に注目し、バスに角を設置して鬼バスに。車内ディスプレイとポスターで吉備津神社、総社の鬼ノ城などを紹介する。床面には鬼の足あと、鬼にちなんだ節分をテーマに降車ボタンを押すと「うちゅういち～、福はうち～」のメロディが流れる。