グーグル、成約ベースのホテル広告を4月末で終了、世界の旅行市場のパンデミックからの回復を受けて

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グーグル(Google)は、2024年4月30日以降、ホテル広告における宿泊客の滞在あたり、およびコンバージョン(成約)あたりのコミッションの広告入札方式を終了することを明らかにした。これらの広告入札方式は、パンデミック初期に宿泊客のキャンセルが増大していった2020年6月に開始。世界の旅行者がパンデミック前のレベルに戻っていることを受けて、終了日以降の新たな入札を終了する。

成約手数料ベースの入札をしたアクティブなホテル広告キャンペーンが引き続き提供されるのは、2024年10月31日まで。対象の広告キャンペーンの履歴レポートへのアクセスは引き続き可能となる。グーグルでは、キャンペーンの実行を継続するには、4月30日より前にキャンペーンの入札方式を変更することを推奨している。

滞在ごとのコミッションの調整は、廃止後9か月間 (2025年7月31日まで)は継続される。広告主が調整しない場合、請求期間中に受け取ったすべてのコンバージョンに対して請求が行われる。

広告利用者は、入札方式を指定した目標費用対効果でコンバージョンを獲得できるように自動で入金金額が調整される「ターゲット ROAS」あるいは個別単価設定からのコンバージョンを増やすことができる「拡張クリック単価(eCPC)」に移行することで、キャンペーンを継続的に実施することがで可能。また、目標に合わせて、キーワード ベースの検索キャンペーンを補完する「P-MAX」を使用して、新しいキャンペーンを作成し、統一されたパフォーマンス戦略で同じ在庫を管理することもできる。

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