リクルートはこのほど、運営する旅行予約サイト「じゃらんnet」にタビマエ検討段階から宿・アクティビティを横断して検索・旅程検索できる機能を追加し、試験提供を開始した。旅行計画の初期の負担を軽減するとともに、新たな旅行先や宿周辺エリアの体験情報に触れる機会を増やす。
これまで「じゃらんnet」は宿、アクティビティ、交通の検索・予約が分断された画面表示とサービス提供になっていたが、今回の試験提供段階では宿、アクティビティの横断検討を可能とした。トップ画面に従来通りの旅行検索と、新たな「旅を見つける」というタブが表示され、動線を選択できる。
搭載した機能のうち「テーマ検索機能」では、旅のイメージにあうキーワードを選択することでおすすめのエリア、宿、観光スポット、タビナカでの体験をさがすことができる。
「旅程管理・かんたん予約機能」では、泊まりたい宿や行きたいスポットを選択し、旅程として管理することができるようにした。地図上で宿やスポットの位置関係を把握しながらの旅程の検討が可能となり、予約後の追加も簡単にできるようにした。
将来的には、旅行検討者の第一想起からエリア・宿・アクティビティ・交通の検討フェーズにおける情報収集をサポートし、旅行検討の起点となるプラットフォームへ進化を目指す。今回の試験提供でユーザーの反応を見ながら、改善・機能追加を進める。なお、試験提供中は、アプリには非対応。また、ユーザーによっては表示されない場合がある。