黒部宇奈月キャニオンルート、一般開放を10月に延期、ツアー販売は7月上旬を予定、能登半島地震の影響で

富山県は、「黒部宇奈月キャニオンルート」の一般開放および旅行商品化を2024年10月に延期する。能登半島地震の影響を受けた黒部峡谷鉄道の全線運転開始が、2024年は10月1日頃になることをうけたもの。当初、同ルートの一般開放は6月30日からを予定していた。黒部峡谷鉄道では、地震による落石で鐘釣橋が損傷。復旧作業の完了と全線の営業再開を待つこととなる。

また、旅行商品の販売は7月上旬までに開始する予定だという。旅行商品の基本コースでは、ルートの起点となる宇奈月温泉または大町温泉前泊または後泊がセットになった1泊2日の4種を設定している。

一般開放および旅行商品販売の開始日は改めて発表される。

なお、黒部峡谷鉄道は復旧工事を終え、全線開通となるまで宇奈月駅/猫又駅間で営業運転をする。営業開始は、例年どおり4月20日頃を予定している。

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