ユナイテッド航空、5月1日から羽田／グアム線に就航、「週末に海外旅行」も可能に

ユナイテッド航空は、2024年5月1日から羽田/グアム線にデイリー運航で就航する。機材は、ビジネスクラス16席を含む合計166席のボーイング737-800。通年で運航する予定で、これによって東京/グアム線は現在の成田線週32便を加え週39便に拡大。需要拡大が見込まれる夏の観光シーズンを前に供給量を増強する。

就航を記念して開催された昼食会で、同航空日本・ミクロネシア営業担当支社長の桐山謙一氏は、「2019年に路線を申請して以来、5年を経て実現した待望の路線。総力戦で臨んでいく」と挨拶した。

同路線は、往路が羽田23時55分発、グアム4時45分(翌日)着。復路はグアム19時5分発、羽田22時着。桐山氏は「金曜日に仕事が終わった後、そのままグアムに飛べる。到着後、ヨガやサップなどの新しいアクティビティを楽しめる」と話し、都心に近い羽田の利便性に触れた。

日本・ミクロネシア営業担当支社長の桐山謙一氏

同航空営業担当上級副社長のドリーン・バース氏は、東京に加えて、大阪、福岡、名古屋からもグアムに飛んでいることに触れたうえで、「日本の旅行業界とともに需要喚起に努めていく」と意気込みを示した。

営業担当上級副社長のドリーン・バース氏

また、グアム準州のジョシュア・テノリオ副知事は、「多くの日本人にグアムを訪れてもらい、グアムを第二の故郷にしてほしい」と話すとともに、グアム政府としても羽田便を支援していく考えを示した。

ジョシュア・テノリオ副知事

同航空は、羽田/グアム線の就航を記念した「＃GUAM旅行部」キャンペーンも展開。第一弾としてエコノミークラス往復航空券を抽選で100人にプレゼントする。ユナイテッド航空公式LINEアカウントで友だち登録したうえで応募。期間は2024年3月27日～7月31日まで。また、第二弾として、2024年3月31日までエコノミークラス往復航空券の特別運賃を販売する。