観光庁は、国内の主要旅行業43社・グループの2023年度(2023年4月~2024年3月)の旅行取扱状況を発表した。総取扱額は前年度比24.8%増の3兆6338億円となった。2019年度比では20.5%減。
国内旅行は2019年度比7.8%減の2兆3559億円(前年度比1.5%減)、海外旅行は同40.3%減の1兆699億円(同135.5%増)、外国人旅行は同6.8%減の2079億円(同215.5%増)。
旅行商品ブランド(募集型企画旅行/いわゆるパッケージツアー)の合計は、取扱額が2019年度比38.0%減の7928億円、取扱人数が同29.1%減の1990万人。国内旅行は取扱額が同21.9%減の6936億円、取扱人数が同25.2%減の1951万人、海外旅行が同74.8%減の974億円、取扱人数が同80.7%減の30万人となった。
また、主要各社・グループの総取扱額を2019年同月比でみると、トップ5はJTB6社が同11.9%減の1兆3887億円、日本旅行4社が同13.7%減の3666億円、KNT-CTホールディングス4社が同29.4%減の3239億円、エイチ・アイ・エス(HIS)6社が同29.2%減の3203億円、阪急交通社2社が同18.9%減の2722億円の順だった。