キャセイパシフィック航空とシンガポール航空は、サステナビリティに関する幅広い取り組みを共同で進めていく。
まず、両航空は、持続可能な航空燃料(SAF)のアジア太平洋地域における開発と利用を推進していく。その取り組みには、航空機の脱炭素化におけるSAFの重要な役割についての社会的認知の向上、地域の支援政策の提案、SAF利用による排出削減の透明性と検証可能性を確保するための世界標準の算定・報告枠組みの構築などが含まれる。
また、使い捨てプラスチックや廃棄物の削減、地上業務と貨物業務におけるエネルギー効率の改善に関する成功事例の共有する。これによって、両航空はサステナビリティに関するパフォーマンスを向上させ、業務における持続可能な方策の構築および実施を加速させる。