観光庁が発表した宿泊旅行統計調査によると、2024年4月(第2次速報)の外国人延べ宿泊者数は前年同月比46.9%増の1450万人。2019年比で三大都市圏では40.6%増、地方部も5.9%増となった。
外国人延べ宿泊者数を都道府県別でみると、2019年同月比で最も伸びたのは石川県で130.6%増。このほか、愛媛県(107%増)、高知県(71.7%増)、東京都(70.4%増)などが大きな伸びを示した。
2024年4月の国籍(出身地)別の外国人延べ宿泊者数は、1位が中国(178.6万人)、2位が台湾(142万人)、3位が米国(141.3万人)、4位が韓国(134.6万人)、5位が香港(59.6万人)。上位5カ国・地域で全体の53.3%を占めた。2019年同月比の伸び率を見ると、最も伸びたのはインドネシアで115.0%増。中国は21.8%減だった。