日鉄ソリューションズ(NSSOL)はこのほど、旅行業界向けDX支援ソリューション「TRIPHOO(トリップー)」の新たな提供プランとして、「商材拡充プラン」を販売開始した。「TRIPHOO」の仕入造成機能を利用することで、主要GDS、OTAと接続することが可能に。海外ツアーの造成で、航空・ホテルの商材を拡充できるようになる。
また、旅行会社の自社システムとTRIPHOO間の接続では、同社がファイル加工・API連携等の接続の検討をサポートする。
旅行会社がGDSやOTAと接続する場合、それぞれで異なるAPIに合わせて自社システムの接続開発が必要で、開発やコストが大きくなる課題があった。同プランでは、旅行会社は自社システムを活用しつつ、システム開発によるコストやスケジュール影響を抑える形で、他社との差別化に向けた航空・ホテル商材を拡充できるようになる。
2024年8月時点の接続先は、GDSがアマデウス、インフィニ、ガリレオ、トラベルフュージョン、OTAがアゴダ、エクスペディア、WebBeds、Hotelbeds、ハナツアーなど。今後拡大も検討する。