京都市、嵯峨嵐山エリアの混雑緩和へ、デジタル地図で周遊促進、「旅先クイズ会」も

京都市は、嵯峨嵐山エリアの混雑緩和対策の一環として、デジタルマップ「嵯峨嵐山周遊ガイド」を2024年11月1日から公開する。日本語と英語で配信。GPSによる現在地表示、ごみ箱やトイレなどの表示、周遊のおすすめのコースの紹介、嵯峨エリアを中心とした観光スポット情報、期間限定のイベント情報の紹介などを通じて、比較的混雑していない嵯峨エリアへの周遊を促す。

また、11月1日~12月1日までの期間限定で、デジタルマップ内でスタンプラリーを開催。あだし野念仏寺、大覚寺、祇王寺、常寂光寺、清凉寺をスポットとし、クリアした特典で嵯峨商店街などの対象店舗で使用できるクーポン券(5%割引券)を提供する。

さらに、渡月橋北詰と竹林の小径に設置されたライブカメラからリアルタイムの混雑状況をYouTubeで配信。「嵯峨嵐山周遊ガイド」にもリンクを掲載する。

このほか、ツーリストシップとの連携で、クイズイベントを開催。観光客に観光地の歴史や文化、地域課題などを楽しく周知するイベント「旅先クイズ会」を11月9日におこなう。「京都観光モラル」や「観光の分散」をテーマにして発信することで、嵯峨嵐山エリアの周遊観光を推進していく。

報道資料より

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