KNT-CT、2024年度中間決算は増収減益、受託事業の取り扱い減少、事業構造改革の成果も

KNT-CTホールディングスは、2025年3月期第2四半期(中間期)の連結決算を発表した。海外旅行を中心に取扱いが増加したことから、売上高は前年同期比8.0%増の1344億2200万円となった。一方で、営業利益は、公務の受託事業の取扱いが大幅に減少したことで、同26.0%減の25億8600万円となった。経常利益は同26.0%減の25億8600万円、純利益は同8.5%減の25億2200万円を計上した。

コロナ禍前の2019年3月期第2四半期と比べると、売上高は35.2%減。営業利益は、個人旅行店舗の縮少、希望退職による人員削減、事務所の集約など事業構造改革を進めた結果、46.5%増の増益となった。

通期の連結業績予想については、2024年5月9日に公表した予想数値から変更なく、売上高2850億円(前年度比11.6%増)、営業利益75億円(同3.1%増)、経常利益75億円(同6.0%減)、純利益75億円(同0.5%減)とした。

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