訪日客が訪れた地域に寄附募り、返礼品に50%分の体験型ギフト券、京都市に続きニセコが開始、相互利用も可能に

北海道・倶知安観光協会は2024年12月24日、ニセコエリアへの訪日観光客を対象に電子ギフト券を返戻品として寄附を募る「Protect the pow NISEKO」を開始した。

eギフトプラットフォーム事業を展開するギフティ社が創案した、訪日客が訪れた地域に寄付をしてそのお礼として体験型のご当地ギフトを受け取る仕組み「Donate & Go(ドネイト アンド ゴー)」を利用する。「Donate & Go」の取り組みは京都市に続き2エリア目となり、ニセコでの展開を機に地域連携をスタートし、電子ギフト券はご当地ギフトとしてニセコ、京都で共通して使用できる。具体的には、寄附金額の50%分を電子ギフトとして発行。寄附した訪日客は加盟店で即時利用できる。

同観光局らは電子ギフト券の相互利用を通じて訪日観光客の国内周遊を促し、一地域だけでなく、持続可能なまちづくり、観光に関する課題解決につなげたいとしている。共通で利用できるエリア、加盟店は順次拡大していきたい考えだ。

なお、ニセコでは寄附金を教育文化スポーツの振興、持続可能な観光まちづくり、パウダースノー体験の保護などに活用する。

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