ルックJTB、13年上期は現地交通を拡充、新デスはスリランカ提案

JTBワールドバケーションズ(JTBW)は1月15日から販売を開始した2013年度上期のルックJTBで、インフラ整備や新デスティネーション開発を強化した。

インフラ整備はパッケージツアーの快適性を追求し、滞在型ツアーの現地での利便性向上を目的とするもの。現地交通手段として、ハワイではオアフ島のみならずマウイ島でオリジナルバスを運行するほか、シンガポール、バリ島などアジアでの運行も拡充。オーストラリアでも「キュランダ号」「ディナーシャトル号」など5つのバスを運行する。

デスティネーション開発では、毎年実施している「デスティネーション・クローズアップ」でアジア初となる「スリランカ」を取り上げる。世界遺産の仏教遺跡観光という従来のイメージの脱却をはかり、「ホテル」「遺跡」「都市」「アーユルヴェータ」の4点で多角的に紹介。専用パンフレットで展開する。

このほか、滞在中の過ごし方の提案にも力を入れる。ハワイやグアムなどFITが主流の方面では、冊子「10倍楽しくなる過ごし方」の発行や、PUSHU型情報発信のスマートフォンアプリも開始する。

 これらの施策を通し、JTBワールドバケーションズでは2013年度、前年比6%増となる150万人の取扱いを目指す。

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