国際線航空券を一番割安に予約できるのは5月、混雑避けるなら1月、予約は出発18日~24日前が最もお得

OTAエクスペディアは、「2025年の旅行節約術」を発表した。これは、航空券の精算支援をおこなうAirlines Reporting Corporation (ARC)および航空データ分析OAGの2024年のデータをもとに、最適な旅行時期、フライト予約時期、欠航を避けやすい時間帯などの情報をまとめたもの。

それによると、エコノミークラスで旅行する場合、最も割安に旅行ができるのは5月。最も割高な1月と比べて最大で9%お得になるという。ビジネスクラス以上の場合、最も割安に旅行できるのは6月。最も割高な9月と比べて、最大で12%お得。

エクスペディアのフライトデータによると、混雑を避けて旅行をするのに最適なのは、1月。一方、最も混雑しているのは8月。また、最もフライトが混雑していない曜日は火曜日だという。

予約のタイミングについては、旅程や座席ランクに関わらず、日曜日に予約すると、最も割高な金曜日と比べて最大で26%割安になる。国際線のエコノミークラスに限定すると、土曜日が最も割安で、割高な金曜日と比べて最大で19%お得。国際線のビジネスクラス以上の場合は、日曜日が一番割安で、最も割高な金曜日と比べて最大38%お得になる。

また、国際線を利用する際、最も割高となる35日~41日前に予約する場合と比べ、出発日の18日~24日前に予約すると最大で9%お得になるという。

出発日で最も割安な曜日は、旅程や座席ランクに関わらず、木曜日。最も割高な日曜日と比べて最大で21%お得。国際線のエコノミークラスでは、最大で18%、国際線のビジネスクラス以上では、最大で26%お得になる。

加えて、データから、2024年の航空券価格は、2023年比でエコノミークラスの航空券の平均価格が13%、ビジネスクラス以上では8%下落したことも分かった。

このほか、エクスペディアは、予約データから来年にかけて人気が高まっている旅行先として、韓国のチョンジュ(135%増)、中国の成都(120%増)、タヒチ(75%増)、スイスのバーゼル(70%増)、スペインのセビリア(65%増)をあげた。

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