フランス、2012年の日本人宿泊数は5%増-全世界平均を超える

フランス観光開発機構(ATF)によると、2012年のフランスへの海外旅行者の宿泊総数は、前年比2.7%増となった。観光収入は2012年第1四半期から第3四半期の合計で4.3%増の340億円ユーロ。観光セクターの収支は112億ユーロの黒字で、フランス観光開発機構では不況にもかかわらず堅調さを維持したと評価する。

日本人旅行者に限ると、宿泊総数は5%増で、全世界平均の伸びを上回る推移となった。大手デパートの外国人観光客の支出額で日本人が2位に戻るなど、復調の兆しを示している。

フランス観光開発では2012年の「感動大国、フランス。」キャンペーンが好結果を残したと説明。「感動大国、フランス。」特設サイトは107万PV、懸賞クイズ参加数は3万20人、Faccebook「フランスいいね!」の「いいね!」数は1万8000に達した。また、交通広告の到達人数は600万人と推計しており、「フランスにまた行きたい!」という気持ちを喚起させることに成功したとしている。

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