ボーイングは3月25日、787型機の機能をチェックするフライトテストを実施した。この機能チェックフライトは、すべてのシステムが設計通りに機能するかを検証するもので、機体の製造工程に実施される通常プロセスの一環。フライトデータからの電気システムの機能チェックに加え、着陸装置やバックアップ・システムなどのテストが行われた。使用されたのはLOTポーランド航空向けに製造された機体。
ボーイングでは、今回の機能チェックフライトの完了受けて、テストデータを分析し、近日中に認証用の地上およびフライトテストの準備に入る予定だ。認証フライトは今回と同じ機体を使用して1回実施し、飛行中に新しいバッテリーシステムが想定通りに機能するかを実証する。