過去2年で海外旅行経験者は3割、多趣味の人ほど経験数高く ー「今どきの旅行」調査

オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」の「今どきの旅行」に関するアンケート調査によると、過去2年における海外旅行経験者は29.2%となり、国内旅行(76.3%)の半数に満たない結果となった。ただし、「時間や資金の制約なしに旅行で行きたいところ」としては海外が48.7%となり、国内旅行を大幅に上回る。

また、趣味の数と旅行の関係を調べたところ、趣味が多い人(4個以上)の海外旅行経験数は57.9%で、趣味が少ない人(3個以下)は25.7%となり、趣味が多い人は少ない人よりも海外旅行の経験者が2倍多い結果となった。趣味が全くない人の海外旅行実施率は、17.5%にとどまった。

なお、この2年間で1泊以上の宿泊を伴う趣味を実施したものは、20代はスキー・スノーボード」(15.2%)、「フェス・ライブ・コンサート」(12.1%)が他の年代よりも圧倒的に多かった。スキー・スノーボードでは、リフト料金無料など若者を対象にしたファン拡大策が好影響となっているほか、「フェス・ライブ・コンサート」では、「1人で行く」人が半数となっており、同調査レポートでは旅の需要喚起として高い訴求力を秘めているとしている。

同調査は2013年8月5日~8月7日まで、1都3県在住の20~64歳の男女・計1011名に、インターネットで実施した。




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