アメリカンとUSエアウェイズ、コードシェア便の予約を開始、受託手荷物も対応

アメリカン航空(AA)とUSエアウェイズ(US)は、2014年1月23日から第1段階のコードシェアを始める。これにあたり、1月13日からコードシェア便の予約受け付けを開始、それぞれのウェブサイトからコードシェア便を予約することが可能になった。また、AAとUS両方のフライトを利用しても、ひとつの旅程であれば、荷物はシームレスに運ばれるようになる。

アメリカン航空(AA)の親会社であるAMRコーポレーションとUSエアウェイズ(US)グループは2013年12月9日、両社の合併が完了したことを発表。アメリカン・エアラインズ・グループが正式に発足し、新生アメリカン航空の構築を開始しており、今回のコードシェアはその一環だ。

アメリカン航空のスコット・カービィー社長は「このコードシェアによって、就航地や運航スケジュールのオプションが増える。まさにグルーバルなネットワークが構築されることで、より利便性の高い旅行を利用者に提供することができるようになる。統合プロセスの早い段階でコードシェアを行うことによって収益の相乗効果が期待でき、その総額は2015年までに年間10億ドルにおよぶと見込まれている」とコメントしている。

AAとUSはそれぞれ、AAのハブであるシカゴ、ダラス/フォートワース、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク(JFK)を発着するAA便、また、USのハブであるシャーロット、フィラデルフィア、フェニックス、ワシントンDCを発着するUS便でコードシェアを実施する。また、AAは、USのボストン、ニューヨーク(LGA)、ワシントンDCを結ぶイーストコースト・シャトルでもコードシェアを行い、一方、USは、AAのシカゴとダラス/フォートワースを発着する国内線でもコードシェアを行う。両社は、今後数週間以内に、国際線を含むすべての便でのコードシェアを目指す。

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