JTBと江ノ電、鎌倉・藤沢エリアで共同コンテンツ開発、第1弾は親子向け駅員体験

JTBと江ノ島電鉄は、共同企画として江ノ島駅で駅員体験ができる親子向け特別プランを発売した。親子4名、8組限定で、制服に着替えて出発指示合図、アナウンス、改札・車いす板などを体験する内容。JTB神奈川西支店と江ノ島電鉄から参画した若手メンバーが合同セミナーや新規事業計画を策定するなかで企画した。ツアーは2025年3月28、29日に実施される。

この取り組みは、両社が双方の社員、地域のモチベーションを上げる新規事業実現を目的とした「湘南地域魅力創出施策」の一環。近年、鎌倉・藤沢エリアはオーバーツーリズムや観光の分散化とした課題が顕在化しており、2024年度に「湘南エリアの観光振興及び地域課題解決・協働実施に係る連携協定」を締結した。今後も新たな観光資源の発掘により、持続可能な観光地づくりを目指すとしている。また、これまでもJTB神奈川西支店は「つながり」体験として漁港や農場でのさまざまな体験プランを企画してきた。