ダイヤモンド・プリンセス、Facebookキャンペーンで新設の大浴場を「泉の湯」と命名

プリンセス・クルーズは、4月から日本発着クルーズに就航予定の「ダイヤモンド・プリンセス」に新設される洋上最大級の日本式大浴場の名称を「泉の湯」と決定した。この名称は、2013年10月31日から11月17日の間に同社のFacebookでのキャンペーンを通じて一般から寄せられた1,400以上のアイディアの中から選ばれたもの。

同社社長のジャン・スワーツ氏は、「『泉の湯』は水を連想する言葉であり、人々をリラックスに導くことから、この名前が選ばれました。乗船客の 皆様に、ダイヤモンド・プリンセスでのクルーズをより一層楽しんでいただけると確信しています」と述べている。なお賞品として、「泉の湯」の名称を提案した応募者1名に、ダイヤモンド・プリンセスの日本発着クルーズ10日間の旅（海側バルコニー客室、1組2名を招待する。

今年４月からの日本発着クルーズに向けて、「ダイヤモンド･プリンセス」は大改装を行う。大浴場は最上階に当たるサンデッキ後方に設けられ、庭園と合わせて820平方メートル（約250坪）もの広さとなる予定。屋内浴場は温泉地で見かけるような岩風呂と木を使った風呂の2種類を設け、日替わりで男女を入れ替えることで乗客は両方の浴場を楽しむことができる。床から天井まで窓の高さを確保し、大海原を眺めながらの入浴が楽しめる。また打たせ湯やオーシャンビューのドライサウナなども用意する。

一方、男女共用の屋外浴場スペースにはジャクジーのような浴場と足湯、ラウンジチェアなどを用意。またドリンクと軽食も楽しめるという。

現時点では詳細は未定だが、早朝から深夜までオープンする予定で、料金はひとり当たり20米ドル（90分）、乗船時に予約を受け付けるという。