ニュージーランド航空、日本人旅行者の倍増目指すキャンペーン、観光局と連携で

ニュージーランド航空（NZ）は、4月〜10月渡航対象のスペシャル運賃キャンペーンを2014年3月18日までの期間限定で実施している。このキャンペーンは、冒険を好む若者層と自然を愛する中高年層の双方を対象に、ニュージーランド政府観光局との連携のもと、オンライン・新聞・雑誌等を通じて訴求するもの。通常運賃の35％以上の割引となるニュージーランド（オークランド）往復、燃油込みで75,000円から。

また、同キャンペーンの告知を兼ねて同時期にフェイスブック・アプリを使用したソーシャルメディア・キャンペーンも実施する。これは、行ってみたいニュージーランドの場所を選んで投票し、抽選でオークランド往復航空券やオリジナルグッズをプレゼントするもの。2月18日〜3月18日まで投票が可能だ。

ニュージーランド航空によると、ニュージーランドを訪れる渡航者で日本人は上位から5番目で、2013年は3％以上の伸びを見せたという。同社は、こうした背景をうけて2019年までに日本からの渡航者を2倍にするという野心的な目標を掲げ、この目標を達成するために、一年を通じて供給座席数の増加に注力するとともに、ビジネスパートナーと協力し、季節ごとに魅力的な商品・価格の開発を強力に進めていくという。

同社は現在、成田・オークランド間を毎日直行便で結んでおり、2014年11月からは、同社が世界で最初の導入企業となる最新鋭機ボーイング787-9型機を日本路線にも就航させることで、供給座席数を大幅に増やす予定だ。なお、今回のキャンペーンでは、ニュージーランド航空公式ウェブサイトにて販売する上記特別運賃のほか、各旅行代理店による特別料金のパッケージツアーも企画されている。