デルタ航空(DL)は2014年3月25日から、国際線でのW-Fiサービスを開始した。国内線では5年以上前からサービスを提供しているが、国際線のサービスは今回が初めて。ボーイングB747-400型機に搭載し、現在は全16機中3機に導入を完了。サービス開始の第1号機はロサンゼルス発成田行き283便とアトランタ発成田行き295便だった。そのほか対象路線はデトロイト/成田線、デトロイト/名古屋線、デトロイト/仁川線、ニューヨーク/成田線、ニューヨーク/テルアビブ線、成田/マニラ線、成田/台北線、名古屋/マニラ線。
B747-400型機全16機への導入は2014年夏までに完了する予定。このほかエアバスA330型機での最終運用試験を行なっており、2015年末までにすべての長距離国際線用機材と短・中距離用国際線機材の計150機以上にWi-Fi設備を搭載する予定だ。これにより、デルタ航空のWi-Fi対応機材は計1000機以上となる。
サービス開始を記念し、特別料金を設定。PC用アクセスは1時間14米ドル、携帯電子機器用アクセスは1時間8米ドルで提供。フライト中ネットが利用できるフライトパスはPC用が24ドル95セントから、携帯電子機器用は14ドル95セントから。