エクスペディアと、日本の“ポップカルチャー”を発信するサイト「Tokyo Otaku Mode」は、観光庁の訪日旅行促進事業(ビジット:ジャパン事業)に参加する。東アジア、東南アジアの訪日上位市場である台湾、タイ、香港、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシアをメインターゲットに、北米を中心とする英語圏をサブターゲットとして、J-POPやサブカルチャーなど、日本のファン向けに訪日プロモーションを実施する。
Tokyo Otaku Modeでは、2013年度も観光庁の「J-POPカルチャーを活用した海外進出日系企業との連携による訪日旅行促進事業」に参加。その際に開設した特設サイトを大幅にリニューアルして、展開する。両社の連携キャンペーンとして、エクスペディアの旅行商品の割引クーポン付アンケートやフェイスブック写真投稿促進などのほか、海外の影響力のある人が日本を紹介する動画などのコンテンツ掲載を行なう予定だ。
また、エクスペディアサイト内でも2014年12月まで、「Japan 5 Days Sale」を実施。期間中の毎月5日間を選定し、7か国地域市場を対象に日本の最大9都市のホテルを特集。あわせてFacebookでセール情報や日本のポップカルチャー情報も配信する。
なお、Tokyo Otaku Modeによると、同社のフェイスブックページのファン数は1500万人で、99%が外国人ユーザー。その45%がアジアで、使用言語別では英語が最も多い。また、昨年の事業の結果から、SNS上の潜在訪日層ユーザーとして東南アジアおよび北中南米のユーザーが多いことが判明したという。
(トラベルボイス編集部)