中国最大のソーシャルメディア「微博(ウェイボー)」の日本公式パートナーであるFind Japanは、2014年8月28日から日本の観光情報を中国人ユーザーに有料で配信する期間限定のキャンペーン「微博と一緒に日本に行こう」を開始した。Find Japanによると「微博(ウェイボー)」のユーザー数は5億人、デイリーアクティブユーザー数6970万人だ。
中国では10月1日から「国慶節」で7連休となり、同時期に日本側では消費税の免税制度が改正。これまで対象ではなかった食品、飲料、薬品、化粧品など消耗品を含めた全品目が免税対象となり、日本への買い物目的で訪れる中国人観光客の拡大が見込まれている。Find Japanは、事前の情報発信と情報を十分に浸透させることが重要な鍵となっていることを指摘する。
こうした状況をうけて、Find Japanは、日本の観光関連業者からのアピール文章を募り、中国最大のソーシャルメディア「微博」のオフィシャルアカウント「微博日本」に中国語で掲載する有料サービスでキャンペーンを実施する。5万円(税別)で原稿の中国語への翻訳、配信結果のレポートを提供するものだ。申込者はテキスト文章(日本語200文字)と画像(1〜9枚・440×440以上のGIF, PNG, JEPG, 形式)を用意する。
なお、今回のキャンペーンは「免税登録されている企業限定」で「微博と一緒に日本に行こう」というハッシュタグを利用して情報の投稿を行う。ハッシュタグを含む投稿を行うことで、フォロワーに限らず、その話題に興味があるユーザー全てが情報を共有できるようになり、多くの潜在的フォロワーにリーチを広げることができる。話題の観光情報は中国大手旅行会社にも発信されるため、B2B営業にも活用してもらいたい考え。訪日時に来店、商品を購入してもらうためにPRを行うことも可能で、微博とリアル店舗を連動させたO2Oプロモーションなどを実施して、実際に店舗に訪れた際に割引を適応させることなどができるようにする。
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