各国の統計機関によるデータにもとづき、日本人出国者数を韓国、中国、台湾、香港4カ国の渡航先別比較でみると、2014年10月は韓国への出国が前年比22.3%減の19万300人、台湾が同10%増の14万1700人、香港が同0.7%増の8万3300人だった。
韓国では12カ月間連続して前年比マイナスを示しており、9月にはやや回復を見せたものの10月にはまた落ち込みを見せた。一方で、台湾は14カ月連続、香港は5か月連続で前年比増と好調で、なかでも台湾は同10%を超える堅調な推移が継続中。(中国の2014年10月分は未公開)
渡航者数では、韓国が2014年3月に24万7300人となり同月の中国(22万7700人)を超える数字を示した後、10月は19万人台まで低迷。人数差はあるものの、台湾への出国者数が安定している状況とは対照的となった。
直近12カ月の推移は以下のとおり。
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(トラベルボイス編集部)