トリッピース、観光局や自治体向けに記事投稿や企画作成の機能を公開

トリッピースは、2015年3月31日、法人向けサービス「RETRIP×trippiece法人プログラム」を開始した。同社が若者層向けに運営する旅行関連キュレーションサービス「RETRIP(リトリップ)」とソーシャル旅行サービス「trippiece(トリッピース)」がもつ機能の一部を法人向けに無償公開するもので、これにより、企業や団体として記事投稿や旅行企画提案が可能となり、さらにトリッピースから利用者のトレンド情報などを受け取ることができるようになる。法人プログラムの対象は政府観光局や自治体観光課などの公的機関、交通機関、飲食店や宿泊施設などの民間企業で、第一弾として100社限定で申し込みを受け付ける。

「RETRIP」は、旅行関連の"まとめ記事"を作成できるサービスで、購読者は2015年3月時点で月間420万人、モバイルでの閲覧が多いのが特徴。「グノシー(Gunosy)」「スマートニュース(SmartNews)」といったキュレーションアプリやソーシャルメディアを通じた配信も積極的に行われており、一定以上のアクセス数を得た記事の投稿者には報奨金が支払われる。

「trippiece」は、旅行好きの若者層などが集まって旅行の企画作成や集客を行うサービスで、登録者は約18万人におよぶ。有償イベントや旅行催行時にはユーザー参加費の10%を支払う必要がある。

同プログラムへの参加企業には、サービス運営側から月一度程度メールマガジンを配信して旅行や「おでかけ」をテーマにした利用者トレンド情報を提供し、記事執筆や写真撮影のテクニック向上目的のイベントなども開催される見通し。同社では、地域活性化を目指す法人などに今回のサービスを効果的に利用してほしいとしている。

法人プログラムの詳細および登録は、以下ページまで。

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