「ヨーロピアン・ベスト・デスティネーション2015」の第1位に、フランス南西部の都市ボルドーが選出された。ヨーロピアン・ベスト・デスティネーション(European Best Destinations:EBD)とは、ヨーロッパ地域の文化や観光振興を目的に作られた機関。ベルギーのブリュッセルに本拠地を置き、毎年投票でベスト・デスティネーションを選出している。
2015年の投票では20都市が候補地となり、一般投票をインターネットで行なった。ボルドーは3週間の期間中に4万2000票以上を集めた。ヨーロピアン・ベスト・デスティネーションのトップ10は以下の通り。
なお、フランス観光開発機構によると、ボルドーはコニャックと由緒ある醸造メゾンまで1時間、バスク地方やトゥールーズにも2時間の距離にある。2016年にはワインに関する体験ができる「ワイン文明博物館」がオープンするほか、2017年にはTGV南ヨーロッパ大西洋高速鉄道路線が開通し、パリから2時間15分で到着できるようになるという。
【ヨーロピアン・ベスト・デスティネーション・トップ10】
- ボルドー
- リスボン
- アテネ
- バレッタ
- リガ
- ザグレブ
- リュブリャナ
- インスブルック
- ミラノ
- ブリュッセル
【候補となった20都市】
アムステルダム(オランダ)、アテネ(ギリシャ)、バルセロナ(スペイン)、ベルリン(ドイツ)、ボルドー(フランス)、ブリュッセル(ベルギー)、インスブルック(オーストリア)、イスタンブール(トルコ)、リスボン(ポルトガル)、リュブリャナ(スロべニア)、ロンドン(イギリス)、マドリッド(スペイン)、バレッタ(マルタ)、ミラノ(イタリア)、パリ(フランス)、レイキャビック(アイスランド)、リガ(ラトビア)、ローマ(イタリア)、ウィーン(オーストリア)、ザグレブ(クロアチア)
European Best Destinationsボルドー観光局公式ホームページ(日本語)