グーグルのホテル広告プログラム、旅行・宿泊業向け運用代行サービスを開始 ―フォルシア

旅行商品情報の検索技術開発などを行うフォルシアは、このほど、Google(グーグル)が提供するホテル広告プログラム「Google Hotel Ads」の日本公式パートナーに認定された。今後、国内の宿泊施設や旅行会社に向けて「Hotel Ads」の広告運用業務代行サービスを本格展開する。

「Google Hotel Ads」は、施設側が登録した宿泊施設情報や料金、空室状況といったデータをもとに、ユーザーが利用するグーグルの各種サービス(検索、地図、Google+など)にホテル情報を掲載する広告プログラム。ユーザーはグーグルのサービス内で複数の施設の料金や空き状況を比較しながら利用できる。

フォルシアは、これまで旅行商品を対象にした情報検索技術に関するノウハウと経験を活かして、国内旅行会社や宿泊施設に対して「Hotel Ads」関連システムの開発や保守、一連の広告運用代行(データ作成、提出、更新作業など)、入札管理運用サービスなどを提供する。

また、同社はグーグル社の広告営業代行業務として、取引先である旅行会社などへの営業活動も行う。これにより、宿泊施設や旅行会社だけでなく、グーグル側へのメリットも与えることができるもの。

なお、同社は2015年11月5日時点ですでに、近畿日本ツーリスト個人旅行と名鉄観光サービスとの「Hotel Ads」契約を締結したとしている。

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