伊勢志摩観光機構、サミットに向けて観光サイトを刷新、宿泊施設の一括検索機能も導入

三重県の伊勢志摩観光コンベンション機構はこのほど、現地の観光情報を提供するウェブサイト「伊勢志摩観光ナビ」を全面刷新した。2016年5月26日・27日に実施される主要国首脳会議（伊勢志摩サミット）に向けた取り組みだ。

新サイトは、スマートフォンでの利用にも最適化されるデザインを採用。GPSを使ったルート案内やスポット検索ができるようになった。また、じゃらんや楽天トラベル、JTBをはじめ約20の人気OTAをサイト内で横断検索できるシステム「旅くら」を導入。伊勢志摩エリアの宿泊プランをまとめて検索、比較して宿泊予約ができる導線を用意した。宿泊と鉄道をセットにしたパッケージツアーなども紹介している。

ほかにも新たに「10分で知る伊勢志摩の魅力」のページを設け、現地を訪れたことがないユーザーに伊勢神宮をはじめ現地の自然や食、風景、土産品などを紹介。さらに地元のスタッフが推奨するモデルコースも提供、絶景スポットを巡るドライブや現地体験コースなどを写真を交えて案内する。

「伊勢志摩観光ナビ」サイトの宿泊予約画面のイメージは以下のとおり。

「伊勢志摩観光ナビ」より

なお、同サイトでは今後、団体・法人向けサイトを2016年年2月下旬に海外向け（英・仏・韓・中国語）サイトを3月上旬に、海外向けスマートフォン版サイトを3月下旬に公開予定。国内外のユーザーに向けた旅行需要喚起と現地の魅力発信を推進。地域経済や地元の文化向上を加速していく考え。