日本航空(JL)は2016年4月12日、社員による「JALスポーツアンバサダー」制度の開設を発表した。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、スポーツを通じて健常者だけでなく障がい者、高齢者、妊婦などすべての人々を対象にアクセシビリティ向上を推進、高品質なサービス提供を目指していくもの。
この取り組みの目的のひとつは、「障がい者スポーツ競技会場を満員にする」こと。障がい者スポーツ競技の認知を高めると同時に、アンバサダーが中心となってJALグループ社員が実際に競技会場で応援する機会を設ける。また、アンバサダーが障がい者アスリートとの窓口機能となり、そこで蓄積したノウハウを自社サービスのサポートにも生かしていく計画としている。