国内IR(統合型リゾート)の開発に一手、マカオの大手IR企業が丹下都市建築設計と提携、日本の独自性で設計を

#IR

マカオのギャラクシー・エンターテインメント・グループ(GEG)がこのほど、建築・都市設計サービス大手の丹下都市建築設計と提携契約を締結した。今後、GEG社が日本で進める統合型リゾート(IR)事業にて両社連携のもと、日本ならでは独自性をもちながら、周囲の環境に違和感なく溶け込めるような設備・施設設計を進めていく。

GEG社はマカオで高級エンターテインメント・リゾート施設を開発するデベロッパー兼オペレーター。「Galaxy Macau」のほか、世界で複数の豪華IR施設を運営している。2017年3月には、モナコ公国を拠点に高級ホテル・リゾート事業を展開するモンテカルロ・ソシエテ・デ・バン・ド・メール(SBM)社と戦略的パートナーシップを締結。日本でのIR(統合型リゾート)推進法案を受けた事業展開にも意欲を見せている。

丹下都市建築設計の設立は1946年のこと。世界的に有名な都市計画家である丹下健三氏のDNAを受け継ぐ設計会社として、多数の施設・都市計画を実施。一例として、日本では広島市平和記念公園(1949年)、東京都新庁舎(1991年)、新宿のモード学園コクーンタワー(2008年)などを手掛けている。

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