東武鉄道とNTTドコモ、次世代通信技術「5G」の体験スペースを開設、東京スカイツリーや新型特急「リバティ」車内で

東武鉄道とNTTドコモは2017年5月22日、東京スカイツリーにて、2020年から商用サービス開始予定の高速大容量通信「第5世代移動通信方式(5G)」を体験できる映像配信スペースを開設した。新スペースの名称は「5Gトライアルサイト」。ここでは5Gの試験電波を使った高解像度映像「8Kライブ映像配信」を世界で初めて実施。地上350mにある展望デッキからのライブ映像の再生をおこなった。

また、東武鉄道の子会社が東京スカイツリー駅近くで運営する商業施設「東京ソラマチ」では、スカイツリー展望デッキから6台の4Kカメラを使って180度ライブ映像配信を実施。大型液晶ビジョン3面にてリアルタイムに閲覧できる体験スペースを提供する。

同時に、2017年4月21日から運行開始したばかりの新型特急列車「リバティ」車内では、5Gならではの「多数端末接続」体験の機会を提供。事前に運転席から撮影した4K映像を8台のタブレットに同時再生するデモを実施した。

また、7月1日から8月31日までの期間は「リバティ」の乗客向けに、無料Wi-Fi環境にてNTTグループが提供する電子コンテンツサービス「dマガジン」「ささっとパンフ」を配信。雑誌や観光パンフレットを配信する実証実験をおこなう。

以下は、「リバティ」車内でのタブレット同時再生デモのイメージ。

東武鉄道:報道資料より

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