ハウステンボスは2017年9月期第3四半期(2016年10月1日〜2017年6月30日)の業績(単独)を発表した。それによると、入場者数が前年比0.9%増の212万2,000人となったことから、取扱高(売上高)は同0.9%増の207億7,200万円と増収となった。販売費および一般管理費は同0.2%減の104億8,700万円。営業利益は同3.3%増の55億7,400万円、経常利益も同64.3%増の71億9,100万円となった。
入場者数のうち、海外からの客数は同7.9%減の14万2,000人。宿泊者数は同2.2%増の22万5,000人だった。
今期開業25周年を迎えたハウステンボスは、第6の王国として「ロボットの王国」をオープン。2016年10月には、国内唯一の世界大会となる「世界フラワーガーデンショー」を開催した。2017年3月にはVRコンテンツが揃う「VRの館」を開設したほか、さまざまな季節のイベントを開催することで集客に務めた。
ハウステンボスは、第3四半期の業績を受けて、2017年9月期通期の業績見通し(単独)を見直し。入場者数295万人(同2%増)、売上高292億円(同2%増)、営業利益76億円(増減なし)、経常利益93億円(同43%増)に修正した。