成田空港が大規模な改修工事へ、2020年東京五輪に向けアジア主要空港と競走意識、自動化と分かりやすさ対応

成田空港は、2020年までに第一・第二ターミナルの大規模改修工事をおこなう。東京オリンピック・パラリンピックに向けて実施するもので、アジア主要空港との競争を意識するほか、Tokyo2020アクセシビリティガイドラインを踏まえてユニバーサルデザインへの対応を強化。訪日旅客に向けて歓迎の意を表現すると同時に、安全・安定運用の向上を目指す。

具体的には、手続き自動化(ファストトラベル)の推進に合わせてリニューアルを実施し、その手続きに伴う案内表示も刷新。案内サインや動線の分かりやすさ、主要動線上のエレベーターの能力増強、トイレリニューアルプロジェクトとの連携をおこなう。また、現状改修や設備配管の一体的施工、視認性の向上や開放的で明るい空間の提供などを計画する。

今回改修対象となるエリアや改修後のバリューアップのイメージは以下のとおり。2018年7月に工事着手をおこない、2019年度末に完了する予定だ。

成田国際空港:報道資料より成田国際空港:報道資料より

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…