成田空港内の飲食店など空席状況をリアルタイム配信、AI活用の画像解析で、スマホでも確認可能に

NTT東日本とバカン社は、成田国際空港内にある飲食店などの空席情報表示サービスを実施する。対象エリアは第3ターミナルのフードコート、第2ターミナルの吉野家と北ウェイティングエリア。2018年2月19日から3月22日まで、実証実験として展開する。

今回の取り組みでは、該当エリアにカメラやセンサーを設置してデータを取得。AI活用による画像データの解析結果やセンサーデータをもとに空席情報をリアルタイムで取得し、空港内6ヶ所のサイネージに一覧表示。ウェブ上でも同時公開されるため、利用者はスマートフォンでも確認できる。空席情報は「空」「残席わずか」「満」の3段階で表示する。

また、各施設へのルート案内はコミュニケーションロボット「Sota」が担当。英語対応の音声案内によって顧客満足度の向上につなげる。両社はこれらの取り組みを通じ、高度な混雑把握技術や飲食店への送客効果の検証をおこなう考え。

バカン：報道資料より