各国の統計機関によるデータにもとづき、2017年1年間の日本人出国者数を韓国・台湾・香港の3市場でみると、韓国は0.6%増の231万1447万人、台湾は0.2%増の189万8854人、香港は12.6%増の123万10人。香港が3年連続で伸び率を拡大し、2017年は前年比1割増以上を記録。台湾と韓国は微増にとどまる結果となった。
2017年までの10年間推移は以下のとおり。なお、中国については2016年3月以降の数字が未発表のため、本グラフの更新対象から除外している。
なお、2017年12月単月では、韓国が1.8%減の19万3705人、台湾が2.0%増の18万7457人、香港が1.4%減の10万9572人。香港は2017年2月に年間を通じて3市場中最高の伸びとなる44.3%増を記録したほか、年間を通じておおむねプラスで推移。韓国と台湾は増減を繰り返すなか、2017年12月は出国者数の差が1万人以下となり、ほぼ並ぶ結果となった。
2017年の12カ月推移は以下のとおり。