JR東日本とJR東日本スタートアップは、ベンチャー企業等との協業で新たなサービスの実現を目指す「JR東日本スタートアッププログラム2019」の発表会を開催し、総合グランプリ「スタートアップ大賞」にCBcloud社を選出した。
CBcloud社の協業内容は、「駅とフリーランスドライバーを掛けあわせた手ぶら観光の実現」。エキナカで預けた荷物を宿泊先のホテルに配送して手ぶら観光を提供するが、その際にフリーランスドライバーと荷主を即時に繋ぐ配送マッチングプラットフォーム「PickGo」を活用するのが特徴。CBcloud社ではドライバーに新しい仕事の提供を目指し、同プラグラムに参加できる。
JR東日本スタートアッププログラムは今年で3年目。今年の採択企業は21社で、12月4日~9日まで、採択企業のうち4社の協業内容を体験できるイベント「STARTUP_STATIONS」を開催する。今年度の受賞事業者は以下の通り。
JR東日本スタートアッププログラム2019 受賞事業者
- スタートアップ大賞:CBcloud株式会社 「駅とフリーランスドライバーを掛け合わせた手ぶら観光の実現」
- 優秀賞:農業生産法人株式会社グリーンズグリーン 「苔栽培による鉄道高架下の有効活用」
- 優秀賞:日本環境設計株式会社「駅からはじまる次世代リサイクル技術によるSDGsの実現」
- オーディエンス賞:株式会社ヘラルボニー「障害者のアート作品を活用した駅ミュージアムとアップサイクルによる作品の商品化の実現」
- 審査員特別賞:株式会社バイオーム「AI動植物判定ゲームアプリによる生物多様性の調査と流動促進の実現」