外務省は2020年3月22日、米国に対する感染症危険情報を「レベル2:不要不急の渡航は止めてください」に引き上げた。
米国疾病予防管理センター(CDC)によれば、3月21時点で米国全体では新型コロナウイルス感染者が1万5219例に拡大(うち死亡201例)。3月13日には非常事態宣言等が発出されたほか、カリフォルニア州やニューヨーク州で外出禁止命令を発出。3月19日には全世界を対象に渡航警戒レベルを最高のレベル4:渡航中止(Do Not Travel)」に引き上げた。
さらに3月21日、CDCは同感染症に関する旅行健康情報について、日本を含む5か国に対してレベル3(不要不急の全ての渡航を回避してください)に引き上げ。これにより、日本等から米国への入国後は14日間の自主検疫等が推奨されることになった。
外務省はこのような事態を受け、米国に対する危険情報レベルを引き上げ。在留邦人や渡航者には現地の最新情報と感染予防に万全を期すほか、渡航前には在留届や「たびレジ」への登録を呼びかけている。