エミレーツ航空、10都市の運航再開を決定、7月には欧州・北米・アジアの14都市でも再開へ

エミレーツ航空はドバイ発の定期便について、10都市への運航を再開する決定を発表した。

対象となるのは、コロンボ、シアールコート、イスタンブール、オークランド、ベイルート、ブリュッセル、ハノイ、ホーチミン、バルセロナ、ワイントンDCで、6月20日から7月15日にかけて順次再開(スリランカ、ベトナム、パキスタン発は往路のみ運航)。これにより、同社が運航する都市が計40都市に拡大する。

さらに7月には欧州を中心に、ロンドン、マンチェスター、フランクフルト、パリ、チューリッヒ、マドリッド、アムステルダム、コペンハーゲン、ダブリン、ニューヨーク、トロント、クアラルンプール、シンガポール、香港の14都市への運航再開を予定。渡航先の入国要件を満たす旅客は、ドバイ経由で中東、アジア太平洋、欧州、北米の各都市へのフライトが可能になる。ただし日本路線は、一時的な運休が続いている。

なお、エミレーツ航空では運航再開にあたり、搭乗客は目的地の入国基準を満たす旅客に限定。また、安全対策として、旅客へのマスク、手袋、抗菌ウェットティッシュ、手指消毒剤などを含む無料の衛生キットを配布するなど、各種対策を実施している。

エミレーツ航空・安全確保の対応 

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