米政府、全世界対象の「海外渡航中止」警告を解除、国別警戒レベルに戻す、「もはや包括的な警戒を必要とするものではない」

米政府は2020年8月6日(現地時間)、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて、アメリカ人の渡航に関して全世界に発出していた「レベル4:渡航中止(Do Not Travel)」警告を取り下げた。現状は、もはや包括的な警戒を必要するものではないとしている。

アメリカ疾病予防管理センター(CDC)が新型コロナウイルス関連の渡航勧告情報を改定。これを受け、アメリカ国務省は全世界を対象に発出してた健康勧告レベル4を取り下げ、従来の国別の警戒レベル設定に戻した。CDCは、20カ国で「渡航中止」警告を解除。しかし、大部分の国について、引き続き旅行を控えるように勧告している。

CDCが8月6日時点で発表した国別リスクでは、「リスクなし」は台湾、ラオス、ニューカレドニア、ドミニカなど13カ国・地域。「レベル1:低リスク」はフィジー、ニュージーランド、タイなど7カ国・地域。日本を含めその他はすべて「レベル3:高リスク」の対象となっている。

米国務省は「ある国では状況が改善し、またある国では悪化しているなかで、従来の国別の警戒レベル設定に戻し、旅行の可否を判断するためのより詳細で実用的な情報を提供していく」とコメント。そのうえで、アメリカ市民に対して、パンデミックにはまだ分からないことも多いことから、海外旅行の際には警戒を怠らないように呼びかけている。

米国務省は、新型コロナウイルスの感染者が世界的に増加する中で、今年3月19日に全世界を対象にした警告を発出。今回、その解除に踏み切ったものの、米国内での感染状況は改善していないために、各国ともアメリカ人に対する入国規制を継続している。

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