ワーケーションを「したい」は4割、20代と30代で半数以上に、「したくない」理由トップは「仕事とプライベートの切り分けが難しい」

オンライン旅行エクスペディアは、2020年8月に全国の男女400人を対象に「ワーケーション」に関する意識調査を実施した。それによると、ワーケーションのコンセプトを知っていると回答したのは全体の54%。年代別でも認知の割合に大きな差は見られない結果となった。

ワーケーションの実施経験を聞いたところ、「ある」との回答はわずか16%。しかし、年代別でみると、20代では30%近い人が経験が「ある」と回答した。

ワーケーションの実施意向を聞いたところ、「したい」と回答したのは全体のほぼ4割にあたる39%。特に、20代と30代では「したい」と回答した割合は半数近くになった。

報道資料より「ワ―ケーションをしたい」と回答した人に、その理由を聞いたところ、「リフレッシュできそうだから」が75%で最も高く、次いで「少ない有休日数で旅先に長期滞在できるから」が58%、「ストレスが軽減できそうだから」が46%。

一方、「したくない」と回答した人の理由で最も多かったのは、「仕事とプライベートの切り分けが難しそう」で48%。「旅先でまで仕事をしたくないから」(47%)、「旅先で就業できる仕事内容ではないから」(37%)が続いた。

報道資料より

このほか、ワーケーションで行ってみたい国内スポットランキングで、1位となったのは「高原リゾート」で66%、 2位は「ビーチリゾート」の59%、 3位が「温泉地」で58%。 また、 政府が「ワ―ケーション」の場所として推奨している「国立公園」は、34%で 4位となった。

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