長野県・岩岳リゾートが運営するスキー場「白馬岩岳スノーフィールド」は2020年12月18日、標高1289mの山頂に冬季限定のスノーアウトドアエリア「IWATAKE WHITE PARK(イワタケ ホワイト パーク)」を開業する。
「リラックス&フォトジェニック・ゾーン」「プレイング・ゾーン」「ペット・ゾーン」の3ゾーンで構成。ウィンタースポーツをしないノンスキーのファミリーやペット連れ旅行者にも雪山でのアウトドアを楽しんでもらえるよう工夫を凝らす。
すでに開業している絶景カフェなどに加え、新たにかまくらやフォトジェニック・スポット、スノーシューの貸し出しやガイドツアー、山頂ドッグランエリアなどを展開する。
長野県によると、2019/2020のスキーシーズンは雪不足にも悩まされたことから、利用者数が1992年のピーク時の約4分の1となる552万7000人に落ち込み。さらに、2020年は新型コロナウイルスの影響で白馬エリアでこれまで約3割を占めていたインバウンド需要が見込めないことから、「白馬岩岳スノーフィールド」では新エリアオープンで国内からの新しい来場客層の開拓に取り組みたい考えだ。