日本人の国内旅行消費額、2020年は半減で9兆9000億円に、旅行単価も減少、コロナの影響が如実に  —2020年(速報)

観光庁が発表した「旅行・観光消費動向調査」によると、2020年10~12月期の日本人国内旅行消費額(速報)は、前年同期比46.5%減の2兆6935億円となった。このうち、宿泊旅行は同43.8%減の2兆2032億円、日帰り旅行は同55.9%減の4903億円だった。

これにより、2020年の日本人国内旅行消費額は前年比54.9%減の9兆8982億円となり、新型コロナウイルスによる影響が如実に表れる結果となった。このうち、宿泊旅行は同54.9%減の7兆7394億円、日帰り旅行は同54.8%減の2兆1588億円。

報道資料より

報道資料より2020年10~12月期の日本人国内延べ旅行者数(速報)は、同42.8%減の7602万人。このうち宿泊旅行が同33.5%減の4578万人、日帰り旅行が同52.7%減の3024万人。2020年(速報)は同50.3%減の2億9177万人。このうち宿泊旅行が同48.5%減の1億6036万人、日帰り旅行が同52.3%減の1億3141万人となった。

2020年の一人一回あたり旅行単価は同9.2%減の3万3925円で、宿泊旅行が同12.3%減の4万8263円、日帰り旅行が同5.2%減の1万6428円という結果だった。

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