日本航空(JAL)は、鹿児島県と連携した奄美群島の「新しい旅のカタチ」の販促に乗り出す。コロナ禍での安心・安全に配慮しながら、リモートで旅を体験できる「JALオンライントリップ」、出発前に自宅で受けられる「無償PCR検査」などの取り組みを通じ、奄美群島への誘客を図る。
まず、リアル旅では、旅行客に安心して出発してもらうため、対象航空券・ツアー購入者に、自宅でできる新型コロナウイルス感染症のPCR検査を無償で提供する。期間は3月8~21日出発分で、最終目的地が奄美大島、徳之島、沖永良部、喜界島、与論の各空港への旅行者が対象となる。
現地では歩いて目標歩数を達成したり、チェックインスポットでチェックインするとJALのマイルがたまるサービスを期間限定で奄美群島でも実施する。
また、オンライントリップも実施。奄美の郷土料理「鶏飯」などの特産品セットを事前に自宅へ送付したうえで、奄美群島の魅力を伝える現地オンライン観光をビデオ会議ツールを活用して届ける。東京から奄美行きのフライトを仮想体験できる“JALデジタルフライト”も用意する。実施日は2021年3月28日で、価格は3980円。