ワクチン接種済みの旅行者は隔離期間が不要に、タイ・プーケットは7月から、アイスランドは米国人旅行者に

世界で新型コロナウイルスのワクチン接種が進む中、ワクチン接種を条件に国境を再開する動きが始まっている。タイ国政府観光庁(TAT)は、ワクチン接種済みの外国人旅行者を2021年7月1日からプーケットで隔離なしで受け入れると発表。また、アイスランドは、ワクチン接種を受けた米国人に対して隔離などの入国制限を解除することを決めた。

タイでは、プーケットでの隔離なしでの受け入れに先立ち、4月1日からは、7日間の指定ホテルでの隔離後、指定された地域内でのレジャー活動が許可される。

双方の段階とも、プーケットに入国する際には世界保健機関(WHO)によって承認されたワクチンを2回接種したことを証明するものを提示する必要がある。そのほか、出発72時間前までに発行されたPCR 検査の陰性証明、大使館が発行する入国証明書、有効なビザあるいは再入国許可、健康保険の加入が必要となり、プーケット到着後には、PCR検査を受け、タイ政府指定の追跡アプリをダウンロードすることも求められる。

ワクチン接種済みの米国人に対して入国制限を解除することを決めたアイスランドへはデルタ航空が観光需要を見込み、新たに同国への路線を拡大。5月1日からニューヨーク/レイキャビック線およびミネアポリス・セントポール/レイキャビック線を再開するほか、5月20日からボストン/レイキャビク線に新規就航する。

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